企業情報

　私たちは身のまわりにある製品やサービスを何気なく使っていて「便利だな」「これ、いいね！」と思うことがあるのではないでしょうか？使う人にとっては、ちょっとした利便性の向上でも、それを生み出す背景にはつくった人の大変な苦労や様々なストーリーが隠されています。

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　例えば「チキンラーメン」。発明者の安藤百福さん（日清食品創業者）は、戦後の貧しい食糧難の頃、栄養失調で行き倒れになる人があとを絶たない状況を見て「やっぱり食が大事。食がなければ、衣も住も、芸術も文化もあったものではない」と改めて食の大切さを痛感し、日本人が好む麺類で手軽に食べられるものをつくろうと考えました。これが、お湯をかければすぐ食べられる、あの「チキンラーメン」となります。

　しかし、その開発は過酷なもので、1日4時間の睡眠で1年間1日も休まず研究に明けくれたそうです。それでも「何か人の役に立つことはないか」「世の中を明るくする仕事はないか」という安藤さんの確固たる信念が原動力となり、「チキンラーメン」の製品化に結びつきました。

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　利用者にとって"ちょっとよい"状態をつくるには、新しいモノへの好奇心、幾度もの失敗にも挫けない不断の努力、そして未知のものに対するチャレンジ精神があります。そして、それ以上に他者に対する思いやりがあるのだと思います。人によってはそれを社会的使命と呼ぶのかもしれません。

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　2017年、東京日本橋に「フィグビット(figbit)株式会社」という会社を立ち上げました。今の私たちには社会に対し大きな影響を与えることできませんが、少なくとも私たちが関わる世界や周囲の方々がちょっとでもよくなればと思い、活動を開始いたしました。

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私たちはこれから世の中に”ちょっとよい”をつくり続けます。